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6年目以降のCMS保守契約をお受けできない理由

弊社ではホームページを納品する際に任意でCMSの保守契約を結ばさせて頂いております。
但しその場合でも保守契約は5年まで。
6年目以降は保守契約自体が結べないため費用発生も無しとなっております。

費用が発生しないから良しと捉えるのか、ホームページは気に入っているのでそのまま保守契約を継続して安心して使い続けたいと捉えるのかはお客様によりけりですが、なぜ6年目以降は保守契約を結べないようにしているかというと各種アップデートに対応できなくなり、セキュリティリスク等も高まるためお客様のことを考えての対応となっております。

目次

理由1 CMS(ワードプレス)のメジャーアップデート

下記サイトに詳細がのっていますが、ホームページに使用されているCMS(ワードプレス)では機能やシステム面などが大きく変わるメジャーアップデートというものが約4年周期で行われており6年を超えると一昔前のバージョンということになってしまいます。
弊社のCMS保守契約では枝番であるマイナーアップデートでの確認や調整となっている為、メジャーアップデートの対応は別作業となってしまいます。

バージョンリリース日
6.02022年7月1日
5.0 2018年12月10日
4.02014年12月15日

参考:ワードプレスアップデート履歴

理由2 PHPのアップデート

PHPは、ワードプレスをはじめ多くのCMSで利用されるサーバーサイドスクリプト言語で、ホームページ運営に欠かせない存在です。セキュリティやパフォーマンス向上のため定期的なアップデートが重要です。
アップデート対応することで攻撃リスクの低減や表示速度の向上が期待でき、安全でスムーズなホームページ運営が可能になっています。
PHPもワードプレスのように定期的にアップデートされていますが、現在公式にセキュリティサポートされているバージョンは、8.1、8.2、8.3、8.4の4系統のみになっています。
年に1回ほどアップデートされている為、6年を超えると公式なセキュリティサポートが切れてしまいます。

バージョンリリース日
8.42024年11月21日
8.3 2023年11月23日
8.22022年12月8日
8.1 2021年11月25日
8.0 2020年11月26日

理由3 プラグインやプログラムのアップデート問題

ワードプレスでは汎用的に利用できる各種プラグインが開発されており、それをホームページに利用することも良くありますが、こういったプラグインやプログラムはワードプレスのバージョンやPHPに紐づくため、アップデートに対応できなくなり今まで動いていたものが動かなくなるなども起こってきます。

理由4 サーバーの劣化やスペック問題

スマートフォンや普通のパソコンを考えて頂くと分かりますが、5,6年前の機種は性能が最新のものよりも大きく劣ってしまい、不具合なども発生してきます。
ホームページの土地にあたるサーバーもサーバー会社が日々メンテナンスを行っておりますが、不具合発生の頻度があがったり、スペックの問題で最新のPHPにサーバーが対応できないなどの問題がでてきます。

6年目以降はサーバー移行やリニューアルを推奨しています

弊社では上記のようなアップデート対応やセキュリティ上の問題からお客様のことを考え現状では6年目以降のCMS保守契約をお受けしておりません。
継続的にご利用を希望される場合はサーバー移行とワードプレスのメジャーアップデート対応をすることにより6年目以降も利用は可能です。
但し、サーバー移行や動作確認にも費用がかかり、デザインやコンテンツは基本そのままなのでそのタイミングでデザインやコンテンツ見直しを含めたリニューアルも併せてご提案させて頂いています。

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